小林建設設計事務所

BLOG/日々のこと

2021.9.9

保育園の工事着工

山口市内で保育園の工事が始まりました。木造平屋建てで現在基礎の掘削中です。

ごらんのように建物は楕円形です。

今回は土間下にサーマスラブという地中蓄熱式輻射床暖房システムを採用しました。電熱パネルに熱を通して地中部分を温めます。その熱を輻射熱として建物全体を温めます。認可保育園の場合は特殊付帯工事として本体に追加して補助金が出ます。いままでは太陽光発電を特殊付帯工事として採用することが多かったのですが、最近の情勢として電力会社も電力の買取にあまり積極的ではないため、今回は床暖房を採用しました。いままでは保育室の暖房は温水による床暖房を多く採用していましたが、どのような違いがあるのか確認してみたいと思います。