さて、また７年前に完成した自邸＆アトリエの工事の話に戻ります。

基礎工事が終わればいよいよ建て方です。

その日は多くの職人さんに手伝ってもらって一機に棟まで上げてしまいます。

棟上げが終われば夕方から神事を行います。

祭壇にお供えをして棟梁に祝詞を奏上してもらいます。

そしていよいよ餅撒きです。ここ山口では割と頻繁に餅撒きを行う文化がありますが、他の地域では珍しいようです。山口では祭りといえば餅撒き、棟上げといえば餅撒きというのが当たり前のように行われてきましたが、最近の建て主さんはそうでもないようで、市内の餅屋さんがどんどん減ってきて今回お願いした餅屋さんもこの年で店じまいされました。とても寂しい現状です。

特に広告はしていませんでしたが、ご近所さんや子供たちがたくさん来てくれてにぎやかな上棟式になりました。上棟日については日柄等で早めに決めることが多いので、当日が雨になることは多々ありますが、なんとか晴れてよかったです。

そこそこの出費にはなりますが一生の思い出になるので是非マイホームを建てられる方は事前に予算組をして餅撒きをしてみてください。