小林建設設計事務所

BLOG/日々のこと

2021.6.12

自邸&アトリエ建設記録その3(基礎)

いよいよ工事の始まりです。

まずは基礎工事ですが、昔の住宅は布基礎(T字型の基礎)が多く床下が土の状態がほとんどでしたが最近の住宅はほぼベタ基礎です。コンクリート料は増えますが手間等を考えると施工者側にとってもメリットは大きいです。建築主側にとっても構造的に強いし床下の湿気も防げてシロアリ等の不安もなくこのベタ基礎がベストです。

私の事務所ではたとえ住宅でもコンクリートのサンプル採取をしてスランプ(コンクリートの硬さ)を測り、テストピースを取って工場で破壊試験をして、コンクリートの強度の確認をとります。基礎こそ絶対に失敗がゆるされないので慎重になります。

ベースのコンクリートが終われば次は立上りのコンクリートです。

きれいな基礎が打ちあがりました。型枠についてはすぐに取り外しません。何日か養生期間をとって取り外すのが大事です。

上屋を建てるまでにしっかりコンクリートが乾くのを待ちます。

次は土台敷になります。