BLOG/日々のこと
2025.12.26
ひろしま国際建築祭
今年もあとわずかとなり、今日で弊社も御用納めです。
少し前になりますが、今年も中年建築仲間で研修旅行に行ってきました。
今年は、広島の尾道・福山周辺で開催された「ひろしま国際建築祭」を中心に見て回りました。
まず最初に訪れたのは、会場の一つである尾道美術館です。

こちらは安藤忠雄氏の設計ですが、多くの建築家の作品が展示されていました。




なんとこの日偶然にも、坂茂氏が会場を訪れて鉢合わせをしました。
この日は尾道で講演会があったようです。
次に訪れたのは尾道街中のU2です。


ここは港の古い倉庫を有効活用されて、レストランやショッピングモールとして利用されています。
1日目は尾道に泊まって美味しい魚とお酒を飲んで、次の日はまず鞆の浦に出かけました。





鞆の浦には依然にもまちづくり研修できたこともありますが、古い街並みや建物を生かして、観光客も多く訪れて賑わっています。海援隊のいろは丸事件として裁判が行われた町としても有名です。
次に、建築祭のもう一つの会場の、神勝寺「禅と庭のミュージアム」に向かいました。

ここは以前家族でも来ましたが、境内全体がきれいに整えられています。

受付事務棟は藤森照信氏の設計です。

これは洸庭という建築です。


メイン会場では丹下健三氏の自邸の成城の家の模型が展示されていました。
残念ながら現存はしていません。


その他にも多くの若手建築家の作品が展示されていました。
このような建築祭が広島で開催されたことが素晴らしく、広島にはいい建築家が育つ土壌があるのでしょうか。とてもいい刺激になりました。
