小林建設設計事務所

BLOG/日々のこと

2024.6.8

尾道研修旅行(第三弾)

研修旅行の最終日は尾道から福山市にある「禅と庭のミュージアム」神勝寺に行きました。

ここは境内全体で建物と庭が楽しめるように造られた、どちらかというと観光用の寺院です。

門を入って受付となる寺務所「松堂」は藤森照信氏の設計です。

屋根は遠目では分かりませんが銅板葺きです。藤森さんっぽいデザインです。

寺務所のすぐ向かいに滋賀県から移築された茅葺建物があり、茶房として利用されています。

庭もきれいに整備されています。

その他にもいろいろ建物がありますが一番のメインは彫刻家名和晃平氏のデザインによる「洸庭」です。

外装は杮葺きで、宙に浮いた設計になっています。

中に入ると約30分間の瞑想空間となっています。真っ暗な空間でわずかな光と音によるスピリチュアルな体験ができます。

今回は隣県で刺激的で有意義な時間を過ごすことが出来ました。