小林建設設計事務所

BLOG/日々のこと

2023.3.25

歴まちミーティングin徳地

今日は山口まちづくりセンター主催の歴まちミーティングの徳地開催に参加してみました。これは山口市が進める歴史文化を生かしたまちづくりに係る醸成と歴史文化でつながる地域間交流の一環として行われているイベントです。

今回は徳地の歴史や文化を知り尽くした方々のお話が伺えました。

今回のお話で徳地が幕末に奇兵隊の駐屯地であったことを初めてしりました。

実際に奇兵隊が訓練等を行っていた代官跡地や山に入って、イミテーションの鉄砲を担いで探検してきました。

午後からは重源上人と東大寺再建についてのお話をお聞きしました。

重源上人が後白河法皇の命を受けて、火災により焼失した東大寺の再建のための木材の調達に山口市徳地を訪れたのは60歳を過ぎてからです。その後、法皇は崩御され源頼朝の時代に無事に東大寺は再建されました。

たまたま当事務所でテーマパークである重源の郷の全面リニューアルの設計を行っていますが、徳地のいたるところで重源上人の話がでてきます。

その後、山口県最古の木造建築と言われている、月輪寺(がちりんじと読みます)の薬師堂を見学しました。

こちらは1190年ごろに建てられた建物で国指定の重要文化財になっています。