小林建設設計事務所

BLOG/日々のこと

2022.11.1

大阪建物探訪2022

先日所用で大阪に行ったので、大阪梅田エリアで建物探訪をしてきました。

大阪駅周辺はかなり再開発が進んでいて、私が記憶している大阪駅ではありませんでした。

特に北区エリアはまだまだ再開発の工事中です。

仮囲いにこれまでの変遷が分かる写真が展示されていますが、ずいぶんきれいになりました。

うめきたⅠ期エリアは開発が終わり大阪駅へとつながっています。

工事中のうめきたⅡ期エリアの先にあるご存じ梅田スカイビルです。

 

その後、中之島の方に移動して今年オープンしたばかりの中之島美術館です。

黒い四角い箱が景観にインパクトを与えています。

近づいて外壁の仕上げを観察してみました。

表面の見た目はアスファルト舗装のようです。

実際には黒い骨材や顔料を混ぜたプレキャストコンクリートをウォータージェットで削ったもののだそうです。設計者の遠藤克彦さんのお話だと、ボリュームの中を切り裂いたパッサージュが重要で「さまざまな人と活動が交錯する美術館」が設計コンセプトだそうです。

字際に1階と地階部分は自由に出入りができます。この日は時間がなくて2階以上の展示室には行けませんでしたが、吹抜け部分のエスカレータが内部空間の大きなデザイン要素になっているようです。

 

また数年後に大阪を訪れてみたいものです。